【新人演劇人のブログ】#5:セカオワから学んだ日

 

こんにちは、いらっしゃいませ、

竣祐です!

 

 

不意に語りたくなったことがあるので、今日はそれについて!

 

最初のブログでもサラッと触れてたんですが、僕はつい最近、セカオワにどハマりしました。

実に遅すぎますね。はい、そのツッコミは一旦置いておいて......

 

きっかけは、深夜の執筆作業の休憩中に、たまたまYouTubeで流れてきた、セカオワのインタビューやら密着やらのまとめ動画を見たことでした。

セカオワ自体は、ほんの少し触れたことがあるくらいの認識で、過去の有名な曲を数曲知っているレベルでした。

だからその動画で、セカオワの過去を僕は初めて知ったんです。

 

 

驚きました。

彼らの歴史の奥深さに。

 

 

 

セカオワって、自分たちでライブハウスを手作りして活動を始めてたんですね......

凄すぎる

 

 

 

その動画のインタビューで、Fukaseさんが言っていました。

 

「僕らが命を削って作った音楽を売るために何でもすることが、何がかっこ悪いのか僕は分からない。」

「僕らは、誰かが作ったルールを守るために音楽をやっているわけじゃない。」

 

なんだか、ハッとさせられました。

もちろん、"劇団""バンド"では、やり方は全く違います。

でも、同じことが言えると思うんです。

 

 

 

今月末、大学の同期の友人たちが立ち上げた『劇団 逃飛行』の旗揚げ公演があります。

そこに僕は、脚本・キャストとして携わらせてもらっています。

 

脚本を書くにも、お芝居の稽古に関しても、僕は一切手を抜いているつもりはありません。

自分にできる最大限の努力をして、この旗揚げ公演を大成功させようと、心の底から思っています。

 

ですが、Fukaseさんのあの言葉を聞いて、気づかされたんです。

 

 

 

 

今の自分は、誰かが作ったルールの上にいただけなんだと。

 

 

 

お芝居を本気でやっていけば何とかなる。とにかく良い脚本を書ければ何とかなる。

そんな考えでは先には進めない。そこまで自分たちが命を削って作ったものを届けるためなら、もっともっと他に何でもしなきゃいけないのだと、気づかされたんです。

 

好きなことだからこそ、本気でやらなければ意味がない。

僕は本気でやっているつもりで、全くその本気を出せていませんでした。

 

その覚悟を持って突き進んだからこそ、セカオワはここまで辿り着いたのだと知った時、僕はセカオワの沼にハマっていたと同時に、勇気をもらっていました。

 

 

僕はこうして、今日も遅すぎるほど遅いタイミングで、一つずつ学んでいきます。

別にいいですよね。それがダメなんてルール、どこにも無いんですから。

 

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【新人演劇人のブログ】#4:素人らしく、僕ららしく

 

こんにちは、いらっしゃいませ、

竣祐です!

 

 

今日から5月!早いですね!

ん?5月??

 

 

......公演本番、今月じゃね?

 

 

時の流れの速さに、気がやられそうです。

 

今作の脚本に取り掛かり始めたのは、まだ年が明ける前でした。

大学の卒業公演と並行してひたすら書いて、直しまくって、話し合いも重ねて、あの頃は本番なんて来ないとすら思っていました。

 

そして気づけば、もう旗揚げ公演一ヶ月前......早いなぁ!!

 

ということで、今日からこのブログで少しずつ、今回の作品に自分なりに込めたこだわりを語っていきたいと思います!

あくまで脚本家目線で語りますね

『舞台の上の者たちへ』メインビジュアル

 

今日のテーマはこれ↓

この作品を書こうと思った理由

 

 

今回、自分たちで劇団を立ち上げ、公演をするということが決まってから、旗揚げでどんな作品をやればいいのかとても悩みました。

僕がこだわりたかったのは、今の自分たちがやることに意味がある内容。

 

そこから思いついたのが、『舞台の上の者たちへ』でした。

 

 

お芝居というのは、とにかく量をこなすしかないと言われていますよね。

それで言うと、僕らはまだ量という量もこなしていない人たちばかり。

世間的に見れば、旗揚げはとにかくインパクト重視の舞台をやるだとか、パッションで乗り切る舞台をやるという道もあったはずです。

いかんせん、僕らはまだ素人なのですから。

 

 

 

しかし、だからこそ届けられるものがある。

僕はそう信じました。

 

 

せっかく劇団を立ち上げたわけだし、今一度、お芝居というものを自分たちで見つめ直したい。旗揚げ公演は、そのいい機会になるのでは?

そう思い、等身大の若者たちによる人間ドラマを描くことに決めたのです。

 

とはいえ、あまりシリアスな内容というわけでもないので、気軽に見て、気軽に「面白かった〜!」という気持ちで会場を出られる作品にしたつもりです!

 

今の僕らだからこそ届けられる言葉を、僕ららしく伝えられたらいいと思っております。

 

今日はとりあえずここまで!

さ〜て、稽古頑張るぞ!!!

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【新人演劇人のブログ】#3:アイデア

 

こんにちは、いらっしゃいませ、

竣祐です!

 

 

どうでもいいのですが、僕は大学の友人たちからは、"しゃんしゃん"と呼ばれてます。

 

略して"しゃん"と呼ぶ人もいます。

 

 

はい、それだけです。ただ紹介してみたかっただけです。

 

 

 

ということで、世間はすっかりGWですね〜。

外に出たいけど、最近は夏のような暑さ。昨日なんか最高29℃とかありました。

 

春、どこいった?

 

そんな暑さでも、外を歩いてみると意外と楽しいものです。

僕は散歩をするのが大好きで、絶好調な時だと、休憩なしで2時間くらい色んな場所を練り歩いたりします。

疲れないのかとよく聞かれますが、疲れを忘れるくらい楽しんでるんだと思います。

その証拠に、帰ってきた瞬間動けなくなります笑

 

 

散歩が好きな人はたくさんいますが、好きな理由って人によって結構違うと思います。

単に歩くのが好きな人、運動のために歩いてる人、ある作品の聖地巡礼などなど、、、

 

僕が散歩が好きな理由はというと、

未知の場所を歩いていると、ふとアイデアが見つかったりするからです。

創作者の方だと、こういうやり方の人はたくさんいらっしゃる気がします。

 

 

例えば、アパートというか、団地?の前にある小さな公園の前を通りかかった時、

誰もいない公園のど真ん中に、砂まみれのボールが1個だけ、ポツンと落ちていたことがありました。

 

それを見て、「あのボールが主人公だったら、どんな物語が始まるかな〜」みたいな。

イデアなんて、最初はそんなもんです。

 

 

前回のブログでも言った通り、僕は脚本に関しては、完全に独学です。

ただ普通に書いたところで、ベテランの方達には到底及びません。

 

だからこそ、アイデアは常に欠かさないように心がけています。

 

 

トーマス・エジソンの名言に「天才とは、1%のひらめきと99%の努力である」というものがあります。

 

つまりは、"1%のひらめき"がなければ、"99%の努力"も無駄になりかねないということです。

 

 

ひらめきさえあれば、創作が止まることはない。

それを身をもって知れただけでも、僕は演劇を学んできてよかったと、心から思っています。

 

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【新人演劇人のブログ】#2:脚本に初挑戦

 

こんにちは、いらっしゃいませ、

竣祐です!

 

 

 

最近はずっと、来月の旗揚げ公演のことしか頭にありません。

 

キャストだけでなく、初めて脚本を担当した自分にとっても、これは今後一生忘れることのない公演になるはず。

だからこそ、稽古は毎回が楽しみであり、ちょっぴり緊張してしまう時間です。

 

 

だってそうじゃないですか。

 

 

自分が書いたセリフを、みんなが必死に覚えて、具現化されていって、やがてはお客様の目に届けられるんですよ!?

 

 

普通に考えて、なんか、すごくないですか(棒読み)

 

 

それまでは趣味程度でしたから、自分の書いた物語が形になっていく過程を見るのは、緊張以外の何者でもありません。

そんなこと言ってる時点で、まだ覚悟が足りてない〜!ってことは分かってます……

 

 

脚本に関しては、僕は完全に独学です。

 

キャストたちが役作りに悩んでいるところを見ると、自分が役への理解度が足りなかったかな……なんて思ったりもします。

ていうか、絶対それもあると思います

 

 

 

でも!やっぱり!

そこで自信をなくしていては、いい脚本なんか書けるわけがない!!!

 

 

 

もちろん、演劇に限らず、作品は脚本が全てではありません。

稽古場で、人と人が話し合って、試行錯誤して、初めて良い舞台が出来上がります。

その時間が、僕はとても楽しいんです。

 

初めての脚本で、僕が緊張しまくっていた時、カンパニーの友人たちが僕に言ってくれました。

 

 

「竣祐の書きたいものを書けばいいんだよ。」

 

 

こんな僕を信じてくれたことが、とても嬉しかったです。

 

作家なんて大袈裟に言ってますが、僕はあくまで、良い舞台を作るピースの一つになりたい。

そのピースの一つに僕を選んでくれた仲間たちのためにも、僕は自分の書きたいものを書きました。

 

 

少しは、成長できてるかな……?

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【新人演劇人のブログ】#1:はじめまして〜

 

はじめまして〜、廣野竣祐と申します。

この度、ブログ始めてみました!

 

まずは簡単に自己紹介!

 

 

名前:廣野竣祐(ひろの しゅんすけ)

出身地:北海道

今やってること:演劇

好きな食べ物:とんかつ、カニクリームコロッケ

苦手な食べ物:なすび

好きな俳優:大泉洋二宮和也

趣味:歌、ダンス

 

 

高校で演劇部に所属したことをきっかけに役者を志し、多摩美術大学で4年間、演劇を学んでいました。

卒業後の現在は、大学の友人たちが立ち上げた"劇団 逃飛行"の旗揚げ公演に、脚本とキャストで参加しております!

 

 

そう、役者はもちろんですが、脚本もやっていきたいな〜

なんて思っています!

 

 

理由は簡単。

 

 

書くのが好きだから。

こちらは完全に独学なので、まだまだ未熟者ですが......

 

 

さて、自己紹介はこの辺にしておいて、

 

このブログは、本当になんとなくで始めました。

時々、「何言ってんだこいつ」と思うこともあるかもしれませんが、大目に見てくださいませ......

 

と言うのも、僕は言ってしまえば、流行には超絶鈍感で、常に時代には置いていかれてます。

TVドラマなんかは、気になったものは見るようにしていますが、流行りの音楽やアイドルグループなんかは、大体知りません。

どれくらいかと言うと、つい2日前にセカオワの『Habit』をちゃんと聴いて、今どハマりしているくらいには遅れています......

 

ですが!

その分、古いものでも、自分の好きになったものはとことん知っていって、盗めるものをたくさん盗めるように心がけています。

いわば、"温故知新"ってやつですね。それが僕のモットーです。

 

自分の大好きな映画や音楽なら、何回でもリピートできますよね。そんな感じです。

頑張って流行についていこうとしなくても、別にいいと思うんです。

 

自分の好きなものから学び、表現に繋げていく。

そうやって、自分なりの表現を見つけていけたらと思っています!

 

 

本日は以上!

ですが、最後に一つ宣伝させてください!

 

僕が脚本、キャストで参加している、

劇団 逃飛行 旗揚げ公演『舞台の上の者たちへ』が、5/25,26に、池袋の木星劇場で上演されます!

 

僕のような、"なんとなくの今"を生きる人たちに向けて書いた、とにかくたっぷり詰め込んだ人間ドラマです!

 

内容については、書くと長くなってしまいそうなので、また追ってこのブログで紹介できればと思っております......

一つ言えるとすれば、絶対に面白いです!!!!!

 

最後まで読んでくださった、そこのあなた。

これも何かの縁です。ぜひお越しください!

 

 

⬇️チケット予約はこちらから!

ticket.corich.jp

 

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